地震・台風

2016年01月22日

地震

日本は 地震が おおい 国です。

静岡県でも、 大きな 地震が いつ おきるか わかりません。

ふだんから しっかり 準備しておいてください。

地震が おきた ときは

地震は いつ、 どこで おきるか わかりません。

地震が おきたら、 おちついてください。

  • 大きく ゆれる ときは 3~4分 つづく ことも あります。 あわてて そとに でないでください。 あぶないです。
  • まずは 自分を まもる ことが いちばん たいせつです。
  • 地震は 大きく ゆれた あとに 小さく ゆれる ことが 何回も あります。
  • 津波が くる かもしれない ところに すんでいる 人は、 おちついて 高い ところへ にげてください。
  • 家から でて そとに にげる ときは、 どこに いくか 紙などに かいて おいてください。 あとで 家に きた ほかの 家族が それを よんで、 あいに いく ことが できます。
  • 火を つかわないでください。
  • テレビや ラジオで ただしい 情報を きいてください。
  • 本当か どうか わからない はなし(うわさ)に きをつけてください。

地震の起こった場所

どうするか

たてものの なか

机の したに はいって、 ゆれるのが おわるまで まってください。

ストーブや キッチンの 火を けして ください。

そとへ でる ドアを あけてください。

そとへ でる ときは、 うえから おちてくる ものに きをつけてください。

ラジオなどで 情報を きいてください。

避難する 場所へ あるいて いってください。

エレベーターの なか

ぜんぶの 階の ボタンを おしてください。

エレベーターが とまった 階で ドアから そとに でてください。

ドアが あかない ときは、 「非常用連絡ボタン」を おしてください。

たてものの そと

看板や ガラスが おちてくる かもしれません。 頭の うえに きをつけてください。

近くの ビルの なかに はいってください。

車を 運転している とき

ゆっくり 道の ひだりがわに 車を とめてください。

鍵は つけたまま、 ドアロックは しないでください。車から でて あるいて 避難してください。

災害用伝言板

大きな 地震が おきた ところでは、 電話を かけるのが むずかしく なります。

そのときは、 「災害用伝言板」を つかってください。

家の 電話でも けいたい・スマホでも つかうことができます。

電話の 会社によって 電話の かけかたが ちがいます。

地震が おきる まえに 家族で つかいかたを 確認してください。

災害用伝言ダイヤル171

べつの 場所に いる 家族が だいじょうぶか 電話で しらせたり きいたり することができます。

家族に しらせたい ことが ある 人が、 1回に 30秒までの 声を いれることができます。

ほかの 家族は、 あとで その 声を 電話で きくことができます。

でんわを かけるとき、 お金は かかります。

けいたい電話から 伝言ダイヤルを つかう ときは、

さいごに 家の 電話ばんごうを おしてください。

けいたい電話の 電話ばんごうは つかうことができません。

声を いれる とき    171-1-0××‐×××‐××××(×はいえの 電話ばんごう)

声を きく とき    171-2-0××‐×××‐××××(×はいえの 電話ばんごう)

津波

地震の あとには 津波(とても 大きな 波)が くるときが あります。

はやい ときは、 数分で きます。

海の 近くに いて 地震が おきた ときは、 いそいで 高い ところへ にげてください。

津波は 2回・3回と 何回も きます。 1回目の 波が いちばん 大きかは わかりません。

地震の あと、 12時間は 海の 近くに いかないでください。

海の 近くに すんでいる 人は、 家の 近くの 高い たてものを ふだんから 確認しておいてください。

津波が きたときに すぐに そこに にげることができます。

台風

台風は 6月から 11月に 多く 日本に きます。

強い 雨や 風で ものが とぶことが あります。

台風が 近いときは、 空が はれていても 波が 高くなります。

台風で 雨が たくさん ふる ときは、 川の 水が 道や 家まで ながれてくる ことが あります。

山は つちや すなが ながれてくる ことが あります。 山の 道は あぶないです。

天気予報を よく みてください。 はやく 準備することが だいじです。

とくに 海の 近くは あぶないです。

魚つり、 ボート、 およいだり あそんだりは やめてください。 海の 近くに いかないでください。

電車や 新幹線が おくれて きたり、 とまったり することも あります。

台風が くる まえに

  • 外に おいてある 自転車や ものは かぜで うごく ことが あります。 家の なかに いれてください。
  • シャッターを しっかり しめてください。

災害(地震・台風)が おきる まえに すること

避難する ところを 確認する

大きな 地震や 台風が おきて、 あぶないと おもった ときは、 近くの 避難所(にげる ところ)へ いってください。

自分の 家から いちばん 近い 避難所を ふだんから 家族みんなで 確認してください。

地震や 台風が おきた ときは、そのときに いる 場所から いちばん 近い 避難所に いってください。

学校や 公民館が 避難所に なります。

避難所では たくさんの 人と 協力して 生活してください。

家族が それぞれ ちがう ところに 避難している ときは、おたがいに 連絡する 方法を きめておいてください。

家の 中で きをつける こと

地震で 冷蔵庫や たななど、 大きな ものが たおれて、 外へ にげることができない ことが あります。

ものが おちたり、 ガラスが われて けがを したり することも あります。

ふだんから 家の 中の 大きな ものは うごかないように しておいてください。

高い ところに ものを おかないでください。

ねる ばしょの 近くに 大きな ものを おかないでください。

非常もちだし品(避難するときに もっていく もの)

大きな 地震が おきる ときは、 電気や 水を つかうことが できなくなります。 3日間 生活できる 水や たべもの、 必要な ものを いつも 家に 用意しておいてください。

非常もちだし品リスト(例)

□ラジオ

□懐中電灯

□ヘルメット

□3日分の たべもの

□3日分の 水

□トイレットペーパー

□薬

□手袋

□生理用品

□タオル

□レインコート

□お金 など

防災訓練

大きな 地震や 台風などの ときは、 近くに すんでいる 人たちと たすけあってください。

ふだんから 自治会長や 近くに すんでいる 人たちの ことを しって、 話を しておく ことが だいじです。

近くに すんでいる 人たちで防災訓練という、 地震や 台風などが きた ときの ための 練習が ときどき あります。 防災訓練に いってください。

防災訓練では こんなことを します。

  • にげる 道や にげる ばしょを 確認します。
  • 火事の 火を けす 消火器の つかいかたを 練習します。
  • ケガをした 人に どうすればいいかを 勉強します。
  • ながく おいておくことが できる たべものを たべます。

通訳が 必要な 外国人のための 防災訓練を やっている ところも あります。

市や 国際交流協会に きいてください。

災害情報

静岡県や 多くの市・町、 国際交流協会では 地震や 台風などが おきた ときに、 外国人のために いろいろな 国の ことばで おしらせ しています。

県や市のSNS(Facebookや Twitter)で おしらせする ことも 多いです。 SNSに はいって おいてください。

静岡県多文化共生課 (ポルトガル語、英語、タガログ語)

電話番号:054-221-3310

静岡県多文化共生課のページ:https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-140/takikaku.html

公益財団法人 浜松国際交流協会 防災アプリ 「Jishin SOS HICE」

にげる ばしょや 病院を 地図で みる ことができたり、 地震や 台風などの ときに つかう 日本語を しることができたり します。 英語と ポルトガル語が あります。(iPhoneで つかうことができます)

電話番号:053-458-2170

Jishin SOS HICEのページ:http://www.hi-hice.jp/soshice/index.html

静岡県地震防災センター

地震で どのくらい ゆれるかを かんじたり、 火を けすことを 練習してみたり、 津波は こわい という ことを 映画で みたり しながら 地震について 勉強することができます。

また、 地震や 台風で にげる ときに もっていく 非常もちだしひんや ふだんからの 準備について しることもできます。

子どもから おとなまで たのしみながら 勉強することができます。

電話番号:054-251-7100

住所:静岡市葵区駒形通5丁目9番1号

開館時間:9時00分~16時00分

休日:月曜日、年末年始

静岡県地震防災センターのページ:http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/